北千住には、駅前のにぎわいだけでなく、昔から地元の人に親しまれてきた商店が今も残っています。
おでん種の専門店、だんご屋さん、和菓子店、豆菓子のお店など、ふらっと立ち寄るだけで「北千住らしさ」を感じられるお店がいくつもあります。
この記事では、北千住で昔から続く商店を中心に、手土産やまち歩きにもおすすめのお店を紹介します。

北千住は、老舗商店めぐりが楽しい街
北千住周辺は、江戸時代に日光街道の宿場町「千住宿」として栄えたエリアです。2025年には千住宿開宿400年を迎え、街の歴史にもあらためて注目が集まりました。
また、北千住駅西口の旧日光街道沿いを中心とした4つの商店街は、現在「千住宿商店街」として連携しています。今後は、それぞれのエリアを「ほんちょうゾーン」「宿場町ゾーン」「サンロードゾーン」「宿場通りゾーン」と呼びながら、商店街の魅力を発信していくようです。
駅前には商業施設や飲食店が多く並びますが、少し歩くと、昔ながらの雰囲気を残す商店や和菓子店に出会えるのが北千住の魅力です。
「北千住で手土産を買いたい」「昔ながらのお店をめぐりたい」「観光っぽすぎない街歩きがしたい」という方は、老舗商店を目的地にして歩いてみるのもおすすめです。
マルイシ増英|サンロードゾーン周辺で愛されるおでん種専門店
まず紹介したいのが、北千住のおでん種専門店として知られるマルイシ増英です。
マルイシ増英は、昭和25年に「増英蒲鉾店」として創業したとされるお店。サンロードゾーン周辺にあり、昔ながらのおでん種や練り物を求めて訪れる人が多いお店です。
ごぼう巻、れんこん天、しょうが天、さつま揚げ、つみれ、しそ巻など、おでんに入れたくなる具材が並びます。寒い季節はもちろん、夕食のおかずや晩酌のおともとして買って帰るのもよさそうです。
北千住らしい一品として注目したいのが、地元で親しまれてきた「フライ揚げ」や「千住揚げ」などの練り物。売り切れてしまうこともあるようなので、目当ての商品がある場合は早めの時間に行くか、事前に確認しておくと安心です。
マルイシ増英の場所

※掲載画像は、写真をもとに作成したイメージイラストです。実際の店舗の様子や商品内容とは異なる場合があります。
- おすすめ用途:夕食のおかず、家飲み、季節の手土産
- 立ち寄りやすいタイミング:夕方より前の時間帯
- 注意点:売り切れや休業日があるため、訪問前の確認がおすすめです
かどやの槍かけだんご|宿場町ゾーン方面で立ち寄りたい北千住名物
北千住の和菓子・甘味で外せない存在が、かどやの槍かけだんごです。
あだち観光ネットによると、かどやは1948年創業の北千住の名店。宿場町ゾーン方面のまち歩きとあわせて立ち寄りやすく、「槍」の字が書かれた暖簾が目印です。
看板商品のだんごは、平らな形が特徴。みたらしやあんこをからめやすい形になっていて、昔ながらの素朴なおいしさを楽しめます。
「槍かけだんご」という名前からも、宿場町・千住らしい歴史の香りが感じられます。北千住を散歩するなら、途中でだんごを買って、近くでひと休みするのも良い過ごし方です。
かどやの槍かけだんごの場所

※掲載画像はイメージです。実際の商品・価格・販売状況とは異なる場合があります。
- おすすめ用途:食べ歩き、おやつ、北千住土産
- ポイント:売り切れ次第終了の場合があるため、早めの時間がおすすめ
- あわせて行きたい場所:宿場町ゾーン、千住本陣跡周辺、勝専寺周辺
喜田家|千住で生まれた和菓子本舗
北千住・千住エリアの和菓子といえば、喜田家もよく知られています。
喜田家は1955年創業の和菓子本舗。千住の地に根をおろし、どら焼きや最中、季節の和菓子などを展開してきたお店です。
看板商品のひとつとして知られる黒糖どら焼きは、手土産にも選びやすい一品。北千住で「きちんと感のある和菓子を買いたい」というときにも候補にしやすいお店です。
喜田家は、北千住マルイの1階にも出店しています。駅前で立ち寄りやすく、買い物のついでや帰省前の手土産探しにも便利です。タイミングが合えば黒糖どら焼きも購入できますが、人気商品のため売り切れていることもあります。目当てにしている場合は、早めの時間に立ち寄るか、店頭で販売状況を確認しておくと安心です。
北千住駅近くで買いやすい一方で、季節商品や店舗ごとの取扱商品は変わる場合があります。日持ちや持ち歩き時間も考えながら選ぶと、手土産として使いやすいです。

※掲載画像はイメージです。実際の商品内容とは異なる場合があります。
- おすすめ用途:手土産、差し入れ、季節の和菓子探し
- ポイント:北千住マルイ1階にも店舗があり、駅前で買いやすい
- 注意点:黒糖どら焼きなどの人気商品は売り切れる場合があります
御菓子司 たから家|宿場町ゾーン方面で立ち寄りたい和菓子店
旧日光街道沿いで和菓子を探すなら、御菓子司 たから家も覚えておきたいお店です。
1953年創業と紹介されている和菓子店で、どら焼きや千住にちなんだお菓子など、昔ながらの和菓子を楽しめます。
北千住駅からも歩きやすい場所にあるため、宿場町ゾーン方面のまち歩きの途中に立ち寄るのにぴったり。かどやのだんごとあわせて、和菓子めぐりのコースに入れるのもおすすめです。
御菓子司 たから家の場所
- おすすめ用途:和菓子の手土産、まち歩きのおやつ
- ポイント:旧日光街道沿いの散歩と相性が良い
- 注意点:定休日や営業時間は変更になる場合があります
加藤煎豆店|ほんちょうゾーン方面で出会える豆菓子のお店
甘い和菓子だけでなく、昔ながらの豆菓子を探すなら、加藤煎豆店も気になるお店です。
昭和初期から続く豆菓子店として紹介されることがあり、北千住の街に残るレトロな商店の雰囲気を感じられます。
豆菓子は、手土産にも自宅用のおやつにも選びやすいのが魅力。甘いものが苦手な方へのちょっとした差し入れにもよさそうです。
昔ながらの商店は、店先の雰囲気や量り売りの空気感も楽しみのひとつ。北千住らしい買い物体験をしたい方におすすめです。
加藤煎豆店の場所
- おすすめ用途:豆菓子、手土産、自宅用のおやつ
- ポイント:甘い和菓子以外の手土産候補になる
- 注意点:営業状況は訪問前に確認しておくと安心です
番外編:きそば柏屋|明治から続くとされる老舗そば店
商店めぐりの途中で食事をするなら、老舗の食事処も候補に入れてみてはいかがでしょうか。
北千住には、明治時代から続くと紹介される老舗そば店きそば柏屋もあります。ほんちょうゾーン方面で長く親しまれてきたお店で、昔ながらの北千住を感じながら食事を楽しめます。
おでん種や和菓子を買うだけでなく、昼食にそばを食べてから周辺を歩くと、北千住の歴史ある街並みをよりゆっくり楽しめます。
北千住の老舗商店めぐりモデルコース
はじめて老舗商店をめぐるなら、北千住駅西口から旧日光街道沿いの各ゾーン方面へ歩くコースがおすすめです。
- 北千住駅西口を出発
- ほんちょうゾーン・宿場町ゾーン方面へ歩く
- 御菓子司 たから家で和菓子をチェック
- かどやの槍かけだんごでおやつを購入
- サンロードゾーン周辺のマルイシ増英でおでん種や練り物を購入
- 駅前で手土産を追加したい場合は、北千住マルイ1階の喜田家へ
- 時間があれば、加藤煎豆店などもあわせて立ち寄る
歩く距離はそこまで長くありませんが、夏場や暑い日は無理をせず、朝や夕方の時間帯を選ぶと安心です。買ったものを持ち歩く場合は、保冷バッグがあると便利です。

※掲載している地図は位置関係をわかりやすくするためのイメージです。実際の経路や店舗位置は地図アプリ等でご確認ください。
手土産にするなら、何を選ぶ?
北千住の昔ながらの商店で買い物をするなら、用途に合わせて選ぶのがおすすめです。
| 用途 | おすすめ | ポイント |
|---|---|---|
| 家族へのお土産 | だんご・どら焼き・豆菓子 | 気軽に分けやすく、日常のおやつにしやすい |
| 夕食のおかず | おでん種・練り物 | 買って帰ってすぐ食卓に出しやすい |
| 職場への差し入れ | 個包装の和菓子 | 日持ちや配りやすさを確認すると安心 |
| 北千住らしい一品 | 槍かけだんご・千住ゆかりのお菓子 | 街の歴史と一緒に楽しめる |
| 駅前で買いやすい手土産 | 北千住マルイ1階の喜田家 | 黒糖どら焼きなどの人気商品は売り切れに注意 |
まとめ|北千住の老舗商店は、街の歴史ごと楽しめる
北千住には、駅前の便利さだけでなく、昔から地元の人に愛されてきた商店が今も残っています。
マルイシ増英のおでん種、かどやの槍かけだんご、喜田家やたから家の和菓子、豆菓子のお店など、ひとつひとつのお店に北千住らしい魅力があります。
観光地として大きく構えるのではなく、ふだんの買い物の延長で歴史を感じられるのが、北千住の良いところ。
次に北千住を歩くときは、昔から続く商店を目的地にして、少しだけ寄り道してみてはいかがでしょうか。
参考・関連情報
- 東京おでんだね|マルイシ増英のおでん種
- あだち観光ネット|かどやの槍かけだんご
- 喜田家 公式サイト
- 喜田家|店舗情報
- 北千住マルイ|喜田家
- さんたつ|御菓子司 たから家
- 食べログ|加藤煎豆店
- 足立区|千住宿開宿四百年記念特集
- 足立朝日|千住の4商店街が連携 日本一長い「千住宿商店街」発足
※店舗情報・営業時間・定休日・価格・販売商品は変更になる場合があります。訪問前に公式サイトや店舗情報をご確認ください。