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北千住の銭湯めぐり|駅近の老舗から“キングオブ銭湯”大黒湯の記憶まで

北千住には、商店街や飲み屋横丁、荒川河川敷といった街歩きスポットだけでなく、昔ながらの銭湯文化も残っています。

駅から歩いて行きやすい銭湯、露天風呂が楽しめる銭湯、ランニング後に立ち寄りたい銭湯、湯上がりに縁側でくつろげる銭湯など、北千住エリアの銭湯はそれぞれ個性豊かです。

また、北千住の銭湯を語るうえで忘れられないのが、千住寿町にあった名銭湯「大黒湯」。惜しまれつつ営業を終了した今も、“キングオブ銭湯”として語り継がれています。

この記事では、北千住エリアで訪れたい銭湯と、街の記憶として残る大黒湯について紹介します。

※営業時間・定休日・料金などは変更になる場合があります。訪問前に各銭湯の公式サイト・SNS・東京銭湯マップなどで最新情報をご確認ください。

古い街並みと新しいにぎわいが混ざる北千住。実は銭湯めぐりにもぴったりの街です。

北千住は銭湯めぐりと相性がいい街

北千住は、JR常磐線、東京メトロ千代田線・日比谷線、東武スカイツリーライン、つくばエクスプレスが乗り入れる交通の便利な街です。

駅前には大型商業施設や飲食店が集まり、少し歩くと昔ながらの商店街や住宅街、さらに荒川河川敷にも出られます。つまり、銭湯に立ち寄る前後の楽しみ方が多い街なのです。

たとえば、こんな楽しみ方ができます。

  • 仕事帰りに駅近の銭湯でひと風呂浴びる
  • 北千住の商店街を歩いたあと、昔ながらの銭湯へ行く
  • 荒川河川敷をランニングしてから銭湯で汗を流す
  • 湯上がりに商店街でごはんや一杯を楽しむ

「観光地」というよりも、日常の中に銭湯がある。そんな雰囲気が北千住らしい魅力です。

※写真はイメージです。

北千住エリアの銭湯まとめ

まずは、北千住エリアで訪れたい銭湯を一覧で紹介します。

銭湯名 場所 特徴 おすすめの人
梅の湯 千住旭町 北千住駅東口から近い老舗銭湯 駅近で気軽に入りたい人
美登利湯 千住旭町 薪で沸かしたお湯が楽しめる昔ながらの銭湯 レトロな銭湯が好きな人
大和湯 柳原 露天風呂や変わり湯が魅力 東口側を散策する人
ニコニコ湯 千住柳町 薬湯・サウナ・小プールなど設備が豊富 家族連れ、ランナー、サウナ好き
金の湯 千住柳町 露天風呂・サウナ・水風呂あり しっかり温冷浴を楽しみたい人
タカラ湯 千住元町 日本庭園と縁側が名物 湯上がり時間まで楽しみたい人

梅の湯|北千住駅東口から近い、使いやすい老舗銭湯

北千住駅東口から近い場所にある「梅の湯」は、駅近で立ち寄りやすい老舗銭湯です。

昭和2年創業の歴史ある銭湯でありながら、清潔感があり、手ぶらでも利用しやすいのが魅力。仕事帰りや買い物帰りに「今日は家に帰る前にお風呂に入っていこう」という使い方もしやすい一軒です。

北千住で初めて銭湯に行く人にも、まず候補に入れやすい銭湯といえます。

  • 住所:東京都足立区千住旭町41-11
  • アクセス:北千住駅東口から徒歩約1分
  • 特徴:駅近、老舗、井戸水、ペンキ絵、手ぶら利用しやすい

美登利湯|昔ながらの雰囲気を味わえる千住旭町の銭湯

「美登利湯」は、北千住駅東口側の千住旭町にある銭湯です。

薪で沸かしたお風呂を楽しめる、昔ながらの雰囲気が魅力の一軒。大きな施設ではありませんが、地域に根づいた銭湯らしい落ち着きがあります。

駅前のにぎやかさから少し離れて、北千住の生活感のある路地を歩きながら向かうのも楽しいポイントです。

  • 住所:東京都足立区千住旭町25-11
  • アクセス:北千住駅から徒歩約6分
  • 特徴:薪で沸かしたお湯、昔ながらの銭湯、銭湯ランナー歓迎

大和湯|露天風呂と変わり湯が楽しい柳原エリアの銭湯

北千住駅東口側、柳原エリアにある「大和湯」は、露天風呂や変わり湯が楽しめる銭湯です。

広めの浴槽や強力ジェット、日替わり・季節感のあるお風呂が魅力で、普段使いはもちろん、気分転換にもぴったり。駅から少し歩くため、北千住東口側の散策とあわせて訪れるのもおすすめです。

柳原周辺は、北千住の中でも落ち着いた住宅街の雰囲気があり、歩いているだけでも街の表情の違いを感じられます。

  • 住所:東京都足立区柳原2-43-1
  • アクセス:北千住駅から徒歩約10分
  • 特徴:露天風呂、変わり湯、広い浴槽、強力ジェット

ニコニコ湯|薬湯・サウナ・小プールもある設備充実の銭湯

千住柳町にある「ニコニコ湯」は、薬湯やサウナ、小プールなど、設備のバリエーションが豊富な銭湯です。

浴室が男女日替わりのため、訪れる日によって違った楽しみ方ができるのも特徴。日替わりの薬湯もあり、近所の人が日常的に通いたくなる雰囲気があります。

また、銭湯ランナー歓迎の銭湯としても知られており、荒川河川敷を走ったあとに汗を流す使い方にも向いています。

  • 住所:東京都足立区千住柳町2-10
  • アクセス:北千住駅から徒歩約12分、またはバス利用
  • 特徴:薬湯、サウナ、小プール、日替わり浴室、銭湯ランナー歓迎

金の湯|露天風呂・水風呂・サウナがそろう千住柳町の銭湯

「金の湯」は、千住柳町にある銭湯です。

露天風呂、薬湯、サウナ、水風呂などがあり、しっかりお風呂を楽しみたい人に向いています。浴槽設備が豊富で、広めのロビーがあるのもポイントです。

北千住駅から少し距離はありますが、バスを使うとアクセスしやすく、近隣の散策とあわせて訪れるのもよいでしょう。

  • 住所:東京都足立区千住柳町36-8
  • アクセス:北千住駅からバス利用、「柳町」下車
  • 特徴:露天風呂、薬湯、サウナ、水風呂、ペンキ絵

タカラ湯|日本庭園と縁側が名物の“キングオブ縁側”

千住元町にある「タカラ湯」は、北千住エリアの銭湯の中でも特に有名な一軒です。

魅力はなんといっても、縁側から眺める日本庭園。お風呂に入るだけでなく、湯上がりの時間までゆっくり楽しめることから、「キングオブ縁側」とも呼ばれています。

銭湯の外観や雰囲気にも風情があり、北千住の銭湯文化を感じたい人にはぜひ候補に入れてほしい場所です。

  • 住所:東京都足立区千住元町27-1
  • アクセス:北千住駅からバス利用、「千住桜木町」下車徒歩約5分
  • 特徴:日本庭園、縁側、薬湯、ペンキ絵、銭湯ランナー歓迎

惜しまれつつ閉店した名銭湯「大黒湯」

北千住の銭湯を語るうえで外せない存在が、千住寿町にあった「大黒湯」です。

大黒湯は、立派な唐破風屋根を持つ宮造りの銭湯で、銭湯ファンの間では「キングオブ銭湯」と呼ばれるほど有名でした。堂々とした外観、格天井、浴室の富士山の絵など、昔ながらの銭湯建築の魅力が詰まった存在として、多くの人に愛されていました。

残念ながら、大黒湯は2021年6月30日に営業を終了しました。現在は入浴することはできませんが、北千住の銭湯文化を象徴する存在として、今も語り継がれています。

  • 旧所在地:東京都足立区千住寿町32-6
  • 営業終了:2021年6月30日
  • 通称:キングオブ銭湯

大黒湯の唐破風は、安養院へ移築保存

営業終了後、大黒湯の建物は解体されましたが、象徴的だった唐破風屋根は、同じ千住エリアにある安養院へ移築保存されています。

大黒湯そのものに入ることはもうできませんが、街の記憶として一部が残されているのは、とても貴重なことです。銭湯めぐりとあわせて、千住の歴史や建築文化に目を向けてみるのもおすすめです。

  • 関連スポット:安養院
  • 住所:東京都足立区千住5-17-9

北千住の銭湯めぐりモデルコース

駅近で気軽に楽しむコース

北千住駅東口から近い「梅の湯」や「美登利湯」は、初めて北千住で銭湯に行く人にもおすすめです。駅から歩きやすく、仕事帰りや買い物帰りにも立ち寄りやすいのが魅力です。

荒川ランニング後に立ち寄るコース

荒川河川敷でランニングや散歩を楽しんだあとに、ニコニコ湯やタカラ湯などへ向かうコースもおすすめです。銭湯ランナー歓迎の銭湯もあるため、荷物の一時預かりが可能かどうか事前に確認しておくと安心です。

銭湯建築と街の記憶をたどるコース

タカラ湯で日本庭園と縁側を楽しみ、大黒湯の記憶をたどって安養院へ。北千住の銭湯文化や建築に興味がある人には、少し渋めのまち歩きコースとして楽しめます。

銭湯の前後に街歩きも楽しめるのが、北千住の魅力です

銭湯へ行くときの持ち物

銭湯によってはタオル販売や貸しタオル、シャンプー・ボディソープの備え付けがある場合もありますが、初めて行く場合は最低限の入浴セットを持っていくと安心です。

  • フェイスタオル
  • バスタオル
  • シャンプー・ボディソープ
  • 小銭または対応している決済手段
  • 替えの靴下や下着
  • サウナ利用時の水分補給用ドリンク

サウナは別料金の場合があります。また、銭湯によってルールや設備が異なるため、受付で確認してから利用しましょう。

まとめ|北千住の銭湯は、街の日常と歴史を感じられる場所

北千住エリアには、駅近で使いやすい銭湯から、露天風呂やサウナを楽しめる銭湯、日本庭園が名物の銭湯まで、個性豊かな銭湯があります。

そして、惜しまれながら営業を終了した大黒湯のように、街の記憶として今も語り継がれる存在もあります。

北千住で少し時間がある日には、商店街や荒川河川敷の散策とあわせて、銭湯に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。お湯につかって、湯上がりに街を歩くと、いつもの北千住が少し違って見えるかもしれません。